第30回卒業式

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 30期卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。  ご父兄の皆様におかれましては、ここ迄ご立派に成長し、高校を卒業するまでにお育てになられた事に、尊敬の念と共に心よりお祝いを申し上げます。  また、校長先生をはじめ、教職員の皆様方におかれましては、卒業式の挙行、おめでとうございました。  卒業生の皆さんは、小松明峰高校を卒業すると共に、小松明峰同窓会に入会する事になります。  同窓会は、皆様のご卒業をお祝いし、同窓会への入会を心から歓迎致します。  同窓会の何たるかは、同窓会入会式にあたり、副会長の田上くんよりお話があったかと思います。  同窓会には、同窓生間のパイプとしての役割に加え、在校生の皆さんを支えると云うもう一つの大きな役割があります。  これまで、同窓会では、学習室の整備、記念演奏会の会場費等の補助、部活動の補助、明峰祭の出店、体育祭のドリンク等々の活動を行って参りました。  どうかこれからは、皆さん自身が在校生を支える力になってあげて下さい。  新設校であった明峰高校も創立三十周年を過ぎ、今後は、四十周年、五十周年と続いていけるよう、更に、学校・PTAの皆さんと協力していきたいと考えております。皆さんの新しい力、考え方が必要です。是非是非協力をお願い致します。 さて、創立三十周年のテーマを覚えてますか?  「飛翔明峰」(世界に通用する常識ある日本人)。  これは、初心に戻ると共に、新しき世界へ常識をもって羽ばたいて欲しい、との意味を含んでおります。そして、常識を持った大人になって欲しい。社会人である前に、常識人であって欲しい、そう思います。  TPOをわきまえない大人にはならないで下さい。  普段は、自分の好きな様に生きていても、大事な場面、ケジメを付ける場面では。きっちりと大人の対応をする。そういう人になって下さい。  人は一人で生きているわけではありません。人と人とが繋がって社会が成り立っているのです。  1人の行動で、その人の属するコミューン(学校、会社、家族、その他)総てが否定されてしまうこともあり得ます。その事も理解して下さい。  確かに、世の中には、大人の行動とはとても言えない行動をする人も多々あります。しかし、皆さんがそのような大人を真似る必要はありません。  後で述べる「感謝と思いやり」の心があれば、きっとこういう行動はありえないでしょう。  小さな例では、スーパー等の障害者駐車スペース。身体の不自由な人のために設けてあるにも関わらず、五体満足な人が平気で駐めている。自分が、相手の立場になって考えて下さい。自分がされたらどんな気持ちになりますか?  自由と自分勝手は全く違うのです。  自立している人ほど、いかに自分が人に頼って生きているかを知っていると言います。 即ち、自立している人ほど、他立の意識が強いということです。  自分勝手な人はそのことを理解していないのです。権利ばかりを主張して義務を果たさない人が多いのは事実です、でも、これからの社会を担い、築いていく皆さんには、そのようになって欲しくない、悪いところは反面教師として絶対に真似をしないで、正しい道を進んで下さい。  卒業式、壇上から、皆さんの顔を見渡し、皆さんの顔はどこか誇らしげで、また頼もしく感じました。  そう感じたのは私だけではないでしょう。それは、皆さんが、三年間、明峰高校生として一生懸命努力した結果がそうさせているのだと思います。  しかし、此までの十八年間、自分一人だけで大きくなったのではないという事も自覚してほしいと思います。  ご両親をはじめお家の方々の支え、先生方、友達、近所の人など、様々な人の支えがあって今日の自分があるということを、まず分かってほしいと思います。  自立している人ほど、いかに自分が人に頼って生きているかを知っていると言います。 即ち、自立している人ほど、他立の意識が強いということです。  自立している人ほど、感謝の気持ちが大きいのです。  卒業式で、皆さんにした「お願い」を覚えてますか?  帰宅後、ご両親に「ありがとう」の言葉を掛けられましたか?  ご両親にそう言うのはとても恥ずかしい事かもしれません。もし、そうならば、同窓会の何とかと云うのが色々言ってたね。でも良いのではないでしょうか。  式でも言いましたが、親のスネをかじるなとは言いませんし、幸いにもかじるスネがある方は甘えても良いと思います。  しかし、忘れてはいけないのは感謝の気持ちです。自分以外の方々への感謝の気持ちがあれば、今後困難な道に出会っても、きっと光明を見いだすことが出来るでしょう。  もう一つお願いしたいこと、それは、「思いやり」の心です。  感謝と思いやりをもって大きく羽ばたいてほしいと思います。  卒業式、卒業生の皆さんと触れ合う数少ない機会、伝えたいこと、お話しいたい事は山の様にありました。しかし、限られた時間、緊張する空間の中で、充分伝えることが出来ない自分に腹立たしい思いでいっぱいです。  それでも、私たちは、皆さんが、新しい学校・新しい世界で大きく可能性を広げ、はばたいていかれる事を心より祈念しております。 飛翔明峰  卒業生の皆さん、大きくはばたいて下さい!  平成二十二年三月三日 小松明峰同窓会会長 作田より

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このページは、快喋が2010年3月 4日 12:10に書いたブログ記事です。

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